C.ルメール騎手「チャンピオンになれる馬」吉田勝己氏「最高」レイデオロとの「兄弟ダービー制覇」を目指し、全弟レイエンダが「満点」デビュー!
JRA騎手として通年で騎乗するようになってから、毎年圧倒的な素質馬に乗り続けているルメール騎手。特に新馬戦はまさに”選り取り見取り”といった状況で、一昨年も2歳女王のメジャーエンブレムやダービー馬マカヒキ、菊花賞馬のサトノダイヤモンド……。
昨年も女王ソウルスターリングとダービー馬レイデオロなど、クラシックを賑わせた馬たちのデビュー戦でルメール騎手が手綱を執っていたというケースは、今やまったく珍しくない。逆に言えばルメール騎手は、数多くの素質馬から本当に勝てそうな馬を選んでいるからこそ、あれだけビッグレースを勝ちまくっているというわけだ。
したがってレイエンダも、まずは何よりもルメール騎手と共にクラシックにたどり着けるかが、当面の「最重要課題」になると述べても決して過言ではない。だが、だからこそこの稀代のフランス人騎手を「来年のチャンピオンになれる」と”饒舌”にさせたことには見た目以上の価値があるのかもしれない。