JRA参戦『DMMバヌーシー』の「出資内訳」が明らかに! 画期的「返還システム」とその詳細とは
「case1」の場合はまだデビュー前の段階で死亡しており、返還の割合が高い上に保険料が入ることとなる。「case2」では同じ死亡や引退でも、すでにデビューして「3歳10月」を超えているため保険の適用外となり、返還金額は下がるということだ。
この『DMMバヌーシー』のユーザーが出資できるのは、2016年の年度代表馬キタサンブラックの全弟にあたるシュガーハートの2017(牡、1口価格:4万4000円)をはじめ、全兄にドバイターフ(G1)を勝利したリアルスティールがいるラヴズオンリーミーの2016(牝、1口価格:3万2000円)、さらにジャパンC(G1)、宝塚記念(G1)2着のデニムアンドルビーの全妹であるベネンシアドールの2015(牡、1口価格:4万2000円)など。またこれら以外にも絵に描いたような良血がズラリと並ぶ。
DMM.com証券側は「投資効率」重視ではなく、出資した馬が成長する喜び、レースに出る喜び、好成績を残す喜びを多くの人々が抱き、感動を共有することこそがこのサービスの目的であるとしている。3歳10月以降の未勝利馬は出走機会が減るため、合理的に引退させることが一般的になっているが、馬が出走条件をクリアできる限り出走を続けられるよう全力を尽くすと思いを語っていた。
競馬界にとって新たな試みとなる『DMMバヌーシー』。どれだけの申込みが集まるのか、今から楽しみだ。