札幌記念(G2)エアスピネルにC.ルメール騎手「絶不調」の悲報!? 春G1・3連勝の”魔法”が切れた「悲惨すぎる重賞成績」に愕然。一方の武豊騎手も……
そんなフランス人騎手の大活躍もあって、今回のエアスピネルだけでなく、有力馬を抱える他の陣営からもルメール騎手への騎乗依頼が殺到。代表的なものだけでも皐月賞馬のアルアイン、オークス3着馬のアドマイヤミヤビといったところが、秋からルメール騎手が手綱を執ることが決定している。
そんな事情もあって、ルメール騎手は現時点で暮れの2歳G1以外は秋G1の騎乗馬が”予約”で埋まっているという。まるで大人気の高級レストランのような盛況ぶりだ。
しかしその一方で、実はすでにルメール騎手の「好調期間が終わっているのでは」という声もある。
確かにルメール騎手といえば、6日に行われたレパードS(G3)で大本命のエピカリスに騎乗し、最後の直線で行き場を失って3着に敗れるという”ポカ”をやらかしたばかり……海外帰りのエピカリスの体調が本物ではなかったなどの擁護論もあるが、スムーズに運んでいれば勝てたという声も大きく、いずれにせよ「3歳ダートNo.1」といわれる逸材が国内で初の敗戦を喫するショッキングなレースだった。
そこで、気になってルメール騎手の日本ダービー当日以降の重賞成績を調べてみたのだが、そこには驚くべき結果があった。下記にまとめてみたので、是非ご一読いただきたい。
これがG1・3連勝の「反動」だろうか……ご覧いただいたように、まさかの「散々な状況」となっている。
日本ダービー翌週の鳴尾記念(G3)から9レースすべてで、4度の1番人気を含む4番人気以上の馬に騎乗しているルメール騎手。だが、馬券圏内に入ったのが先述したエピカリスの3着だけという内容。春の勝負強さは見る影もなく「一体、どうしてしまったのか……」と述べざるを得ない。