【新潟記念(G3)展望】新潟・夏競馬の締めくくり!重賞馬だけではなく思わぬ伏兵も存在の混戦レースを制するのは誰だ!!

 3日(日)に行われる新潟記念(G3)は新潟競馬場で開催される重賞レースの中では最も歴史のあるレースとなっている。それだけではなく、サマー2000シリーズの最終戦となっておりチャンピオン決定戦という意味合いも持つ。そんな見どころ満載の新潟記念(G3)への出走を予定している注目馬を紹介したい。

 ルミナスウォリアー(牡6、美浦・和田厩舎)にとっては重賞連勝とシリーズ優勝がかかる大一番となりそうだ。これまでの重賞でも上位人気になることはあったが、勝利を収めることはできなかった。ただ今年に入ってからはAJC(G2)4着、金鯱賞(G2)5着とハイレベルな相手とのレースでも安定した走りを見せている。そして前走の函館記念(G3)では、念願の重賞勝利を達成した。末脚が持ち味の馬だけに道中は後方に待機することが多かったが、函館記念(G3)では馬場状態のコンディションが良くない中で早めの仕掛けから抜け出す形で完勝。6歳になるものの、勢いが感じられるだけに勝利の期待は高まる。昨年は0.3秒差の5着と悔しい結果になったが、今年はシリーズチャンピオンの栄光へ手がかかっている印象だ。

 同じく小倉記念(G3)で重賞初勝利を達成したタツゴウゲキ(牡5、栗東・鮫島厩舎)も注目したい1頭。格上挑戦となる中で七夕賞(G3)、小倉記念(G3))と今年のサマー2000シリーズへの積極的な出走を続け、見事に結果を残すことに成功した。

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