武豊・キタサンブラック、ルメール・レイデオロ、ソウルスターリング、サトノダイヤモンド……有力馬のローテから秋競馬を展望!

 夏競馬も終盤に差し掛かり秋競馬の足音が聞こえる今日この頃、東西有力馬のローテーションが発表されて話題となっている。多くのファンの注目はキタサンブラックサトノダイヤモンドといった古馬の有力馬、そしてレイデオロやソウルスターリングといった3歳トップクラスの実力馬のローテーションだろう。また混戦模様となっているスプリンターズSの短距離路線、マイルCSのマイル路線やダート路線の有力馬の動向も注目される。

 いよいよ9月から本格的に秋競馬がスタートするが、その前に各有力馬の出走予定をまとめておきたい。

古馬~中長距離~

 キタサンブラックは「天皇賞(秋)~ジャパンC~有馬記念」のローテーションが発表されている。オーナーの北島三郎氏は東京馬主協会名誉顧問。東京競馬場で行われる天皇賞とジャパンCに対し特別な感情を抱いているはず。それに加え、昨年2着に終わった有馬記念の制覇も視野に入れているだろう。この3レースを勝てれば獲得賞金も歴代最高になる点も大きなポイントだ。

 サトノダイヤモンドは、サトノノブレスと共にフランスの凱旋門賞に出走するためすでに出国。フランスのフォワ賞をステップに日本悲願の凱旋門賞初優勝をサトノノブレスと共に狙っている。帰国後の予定は未定だが順調なら有馬記念に出走するだろう。

 昨年の日本ダービー馬マカヒキは毎日王冠で復活。新コンビの内田博幸とともに天皇賞(秋)とジャパンCが最大目標となりそうだ。

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