菊花賞(G1)を占う「夏の上がり馬」をピックアップ! ダービー馬不在の”乱菊”だからこそ押さえておきたい有望新勢力「4頭」をチェック
苦しいレースとなったものの、本番の菊花賞がロングスパート合戦になりやすい傾向からも良い経験になったことは確か。この時期は何よりもその上で勝てたことが大きいといえるだろう。
まだ、次走に関する具体的な情報はないが、レース後「休み明けの分、反応が遅かったのですが、ラスト100mで手前を替えてから、もうひと伸びしました。2000m以上が合っています」とルメール騎手がコメントしたように、是非とも距離が延びる菊花賞へ進んでもらいたい逸材であることは確かだ。
以上、4頭が現時点での「夏の上がり馬」といえる存在だ。今年の3歳牡馬は小粒な印象を受けるが、その分”後発組”から面白い存在が台頭してくる可能性は高い。果たして、今年の菊花賞を勝つのは、実績組かそれとも上がり馬か――。
菊花賞までに関連性の高い自己条件戦もまだ残っており、引き続き新勢力の台頭には目を光らせていたい。