サトノダイヤモンド「故障」で凱旋門賞回避フラグ!? 軽症強調もフォワ賞惨敗の”言い訳感”拭えず……
衝撃の惨敗から1日、凱旋門賞(仏G1)の前哨戦フォワ賞(仏G2)を6頭立て4着で終えた池江泰寿調教師が、サトノダイヤモンドが左後肢の蹄冠にケガを負っていることを明かした。
昨年の年度代表馬キタサンブラックが国内専念を表明し、日本競馬の”悲願”となる凱旋門賞制覇はこの馬1頭に託されているのが現状だ。しかし、日本時間10日深夜のフォワ賞に挑んだサトノダイヤモンドは、同僚サトノノブレスの”援護”を受けながらも最後の直線ではズルズルと後退。6頭中4着と散々な結果に終わった。
騎乗したC.ルメール騎手は状態面が100%ではなかったことと、現地の重い馬場があわなかったことなどを敗因に挙げて前を向いたが、池江調教師に至ってはショックのあまり異例の”会見拒否”となっていた。
この結果に深夜までレースを見守ったファンは”どっちらけ”。「話にならん」「弱過ぎる」とサトノダイヤモンドの凱旋門賞制覇に興味を失ったという声も多く、中には「もう日本に帰った方がいい」「日本の恥」など厳しい感想も見られた。
それを受けてのこの日、レース後から沈黙を守っていた池江調教師から明かされた事実は、サトノダイヤモンドのレース中の故障だった。
しかし、師は「幸い軽症でしたので、今後のスケジュールには影響はなさそう」と改めて凱旋門賞挑戦の意思を表明。この報道を受け、サトノダイヤモンドを心配する声も数多く寄せられたが、一方でこれを敗戦の”言い訳”と捉えたファンも多かったようだ。
「この故障をフォワ賞敗戦の言い訳づくりに用いられた『ウソ』だと感じている人が多いようです。もちろん、そんなことはないと思いますが、最近の日本競馬では不可解な敗れ方をした場合、後になって取ってつけたような原因が判明することが増えている印象があり、その影響だと思います。