サトノダイヤモンド「故障」で凱旋門賞回避フラグ!? 軽症強調もフォワ賞惨敗の”言い訳感”拭えず……


 ちなみにサトノダイヤモンドは、昨年の日本ダービー(G1)で2着に敗れた際に落鉄していたようで、ファンからすれば、すでに”前科”があったということになる。だからこそ、今回の故障に関しても軽傷である分、逆に「取って付けたような言い訳」として受け取られているのだろう。

 ただ、こうした一般の目には見えにくい敗因が取り上げられるようになったのも、各競馬関係者がファンやメディアに対して、真摯に対応しているからこそといえる。その結果、こうした”疑惑”が増えるのは皮肉としか言いようがないが、結局、そういった疑いを晴らすのは説明ではなく、「結果」で証明するしかないのだろう。

 幸い、サトノダイヤモンドの故障は軽症であり、陣営は凱旋門賞挑戦を諦めていない。ならば本番で奇跡の大逆転勝利を遂げ、後々フォワ賞の敗戦は「レース中に故障があったから仕方なかった」と言われるようになることを期待したい。

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