内田博幸騎手の”謎”騎乗にファン呆然!? プラチナヴォイスで「完璧予習」も言動不一致の撃沈……ファンは「あの騎手」とのコンビ復活を熱望?
「プラチナヴォイスとしては不完全燃焼な敗戦でしたね。結果的には好スタートを切りながら、中団まで下げてしまった判断が致命的になったと思います。その結果、折り合いを欠いて前半ずっと掛かり気味だったのも終盤に響いたのではないでしょうか。右側だけブリンカーを付けているような乗り難しい馬ですが、今回はゲートで待たされるなど不利な面もありましたし、チグハグな競馬になってしまいました」(競馬記者)
また、今回の敗戦を受けSNSや掲示板上で多く見られたのが、この馬は「和田竜二騎手じゃないとダメ」という意見だった。
キャリア10戦の内、5戦で手綱を執っているのが和田騎手。上げた2勝はどちらもこのコンビで勝ち取ったものだ。皐月賞の最終追い切りでは「もたれることなく余裕があった」と”課題克服”の糸口を掴みそうになっていた和田騎手だが、皐月賞を最後に騎乗していないのが現状だ。
昨年の小倉記念(G3)では、とにかくズブくて有名だったクランモンタナとコンビを組み、道中ずっと追い通しで重賞連勝をもぎ取った和田騎手。ゼー、ハー言いながらの勝利騎手インタビューで「全然疲れてません」と強がったのが印象的だった。クセ馬にも真摯に取り組む騎手だからこそ、鮫島調教師も和田騎手に依頼していたのだろう。
果たして、ファン待望の今後コンビ復活はあるのだろうか。内田騎手も「力のある馬なのに、その力を出していません。走る馬です」と悔しがった素質馬の本領発揮を期待したい。