JRA藤田菜七子騎手「47kgで10勝達成」!? 異常軽量を実現したルールと「愛馬」
「菜七子騎手が騎乗するカスタディーヴァは、これまで芝1800mのレースに3回出走して最高着順は3着と結果を残すことができませんでした。ですが、前走では芝2600mと距離を伸ばすと一転。スタートから好位3番手につけ、最後の直線で見事に差し切っています。
前走では斤量が51kg。勝利後、騎乗していた勝浦正樹騎手は『古馬相手で負担重量が49kgだと僕は乗れませんけど』と笑顔で話していました。そこに目をつけた陣営が勝利の可能性をあげるべく、軽い斤量で臨める菜七子騎手に白羽の矢を立てたのではないでしょうか。好走が期待できると思います」(記者)
最近は騎乗フォームも安定してきたようで、8月にはJRAで4勝を上げるなど充実した夏を過ごし、確実な成長を遂げている菜七子騎手。彼女はカスタディーヴァとのタッグで記念すべき年間10勝目をあげることができるのだろうか。