ビートたけしが「凱旋門賞馬」ゴッドファーザーに!? 夢膨らむその名は、自身の「勲章」

 一口馬主アプリ「DMMバヌーシー」を展開するクラブ法人DMMドリームクラブ。同クラブが所有する競走馬の1頭にビートたけしが「キタノコマンドール」と名前を付けたという。

 命名された「キタノコマンドール」は、父がディープインパクト、母父はキングカメハメハで、全兄には2015年の宝塚記念(G1)2着馬・デニムアンドルビー、さらに母の兄弟にエリザベス女王杯(G1)勝ち、ドバイワールドC(G1)2着のトゥザヴィクトリーがいる。

「サンスポ」の記事よれば、たけしは同馬の写真を手にし、歌手・北島三郎が所有するキタサンブラックに対抗すべく「キタノサンブラックは駄目か」や、たけし流のシャレをきかせ「バサシオーは?」と珍提案。取材陣を笑いの渦に巻き込んだ後、北野自身が受賞した仏芸術文化勲章の最高章「コマンドール」にちなみ、「キタノコマンドール」と付けたという。たけしは「凱旋門賞に出ることになったら行くね。獲ったらすごい」と夢を語ったそうだ。同馬は栗東の池江泰寿厩舎に預けられており、早ければ12月に阪神競馬場でデビューする予定だという。

 DMMドリームクラブの所有馬では、8月31日にアイワナシーユー(牝)が美浦の戸田博文厩舎に入厩。同馬は父ステイゴールド、母はアルゼンチンのサトゥルニーノJウンスエ大賞(G1)の勝ち馬だ。またディープインパクト産駒のサビアーレの2015(牡)が、ディープシャインと名付けられ、美浦の田村康仁厩舎入り。さらに愛国のマイラーで、産駒に仏ダービー馬ザグレイギャッツビーがいるMastercraftsmanを父に持つニンフIIの2015(牡)が栗東の藤原英昭厩舎へ入厩している。

 アイワナシーユー、ディープシャインの2頭はすでにゲート試験にも合格。デビューも近いと考えられている。

 以前、『DMMドリームクラブ』の取締役・野本巧氏『DMMバヌーシー』のテーマを「感動の共有」だと話してくれた。同クラブの馬たちがどのような感動体験をさせてくれるのか。出走が今から楽しみだ。

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