武豊がエネイブル騎乗!? 凱旋門賞への変わらぬ思いと「最大級の賛辞」
日本時間1日、仏のシャンティイ競馬場で開催された凱旋門賞(G1)は、1番人気の英国牝馬エネイブルが前評判に違わぬ圧巻の走りを見せ完勝。日本から挑戦したサトノダイヤモンド、サトノノブレスは15、16着に終わった。
『グリーンチャンネル』では、今年も凱旋門賞の特別番組を放送し、ゲストに武豊騎手が登場。自身が現地騎乗しない場合は毎度お馴染みの光景である。
番組内ではレース後、日本馬があまりに不甲斐ないためかサトノ2騎にはさほど触れず。クローズアップされたのは世界の頂点の力を見せつけたエネイブルの強さだった。
「サドラーズウェルズ2✕3」「父ナサニエルはあのフランケルと新馬戦で戦っていた」など、民放ではまず語られないディープな話が飛び交う中、武騎手もエネイブルの強さに驚いていたようだ。
武騎手は凱旋門賞でのパフォーマンスに関して「全身を大きく使える馬。ものすごく一生懸命走っているように見受けられないんですけどね」とエネイブルを絶賛し、騎乗したL.デットーリ騎手に関しても「決して簡単ではないでしょうが、簡単に見せるのがすごい。どんなビッグレースでも冷静に乗れるジョッキー」と称賛した。武騎手は今年海外でデットーリ騎手と話した際にエネイブルを「すごい馬だ」と聞いていたようで、その言葉そのままの感想を抱いたということかもしれない。
さらに、武騎手はエネイブルに関し最大級の「賛辞」を述べた。