JRAも恐れていた「低レベル菊花賞」が現実に? レイデオロ「敗者復活戦」と皐月賞馬「1000万下負け」に敗退の苦境
皐月賞をレコードで制し、一躍世代の中心として躍り出たアルアインだが、日本ダービー5着時点で「距離不安」は囁かれていたため、菊花賞でも大きく人気をする可能性は低い。ならばせめて前哨戦で得意舞台であるはずのセントライト記念は勝利しておきたかったところ。しかし、ミッキースワローの末脚に完全に屈してしまった。休み明けとはいえ、皐月賞馬の力を示せたかといえば微妙なところである。
神戸新聞杯ではキセキ含め、サトノアーサーやダンビュライトなど期待馬が完敗し「敗者復活戦」の様相……近年稀に見る「盛り上がらない菊花賞」になることは避けられない。
JRAとしても、この菊花賞が「売上」に絡むのではと戦々恐々なのではないだろうか。その分天皇賞などは盛り上がるだろうが……。馬券妙味で楽しむレースとなりそうだ。