菊花賞(G1)で「JRA21世紀初」の大珍事完成か!? 「当事者」にとっては微妙、馬券師には大チャンス
22日の菊花賞(G1)。すでに枠順も決定し、いよいよ本番を待つのみとなった。
菊花賞といえば、いわずと知れた牡馬クラシック最終戦。皐月賞、日本ダービー、桜花賞、オークスの総称を「クラシック」と呼ぶわけだが、厳密にはクラシックでない秋華賞も合わせ、今回は語っていきたい。
実は、今年の菊花賞の結果によって、非常に珍しい現象が起こる可能性がある。
今年のクラシックを制した馬は、以下の通りだ。
桜花賞「レーヌミノル」
父ダイワメジャー
皐月賞「アルアイン」
父ディープインパクト
オークス「ソウルスターリング」
父フランケル
日本ダービー「レイデオロ」
父キングカメハメハ
秋華賞「ディアドラ」
父ハービンジャー
菊花賞「????」
父????
以上になるが、今年のクラシックは、現状勝利した馬の「父がすべて異なる」という状態である。
「よくあることだろう」と多くの人は思われるかもしれない。しかし実は菊花賞馬の父馬が上記と異なった場合、「21世紀初」の出来事なのである。本当である。