天皇賞キタサンブラック「ノド鳴り」疑惑を「プロ」が指摘していた……過去最大の不安要素の数々が招く「ウワサ」
天皇賞・秋で不動の主役を務めるキタサンブラック(牡5 栗東・清水厩舎)だが、今回は春のレースのような安心感をファンも抱いていない。
春には積極的だった「坂路3本追い」が秋にはなくなり、一部では「本来の姿に程遠い」という主旨の声もある。宝塚記念での9着「謎」の惨敗が脳裏に焼きついているファンも少なくはないだろう。
今年、そしてここ数年の天皇賞において紛れもなく最強メンバーが揃ったレースにおいて、キタサンブラックがそれでもなおその玉座を守れるのかが最大の焦点といえる。
そんな中、あの惨敗した宝塚記念に関し、競馬界における「プロ」たちが聞き捨てならない発言をしていた。
それが、「アサヒ芸能」(徳間書店)に掲載された『夏競馬特別対談「松本ヒロシ×亀谷敬正」』だ。松本氏はメディア露出も多い「競馬エイト」の記者、亀谷氏はノーザンファームとの関係も深い競馬評論家である。
そんな2人が語っていた、キタサンブラックに対する「ある疑惑」が注目される。
「記事内では、亀谷さんがヒロシさんに『宝塚記念で9着に大敗したキタサンブラック。ひょっとしてノド鳴り(喘鳴症)だったのでは?』とぶっちゃけ質問をしています。実際に『競馬エイト』には『春の天皇賞後は息遣いが少し荒い』という話があったと亀谷さんは説明しています。ヒロシさんは少々困惑しながら『陣営のコメントを見るかぎり、息遣いが悪いなんてことはどこにも書いてなかった』とし、惨敗要因は外枠やレース展開だったということで納得させています。