JRA天皇賞・打倒キタサンブラックに「秘策」あり!? 「色気」漂うレインボーラインの一撃に要注意
古馬中距離路線の最高峰【天皇賞・秋(G1)】の発走が迫ってきた。昨年の年度代表馬キタサンブラックが復活を果たすのか? 中距離路線を代表する実力馬たちが返り討ちにするのか?
そんな「打倒キタサンブラック」が期待される馬の中で、未完の大器レインボーライン(牡4 栗東・浅見厩舎)に注目したい。
昨年のNHKマイルCでは3着、菊花賞ではサトノダイヤモンドに次ぐ2着を確保。夏の札幌記念では、アジア最強中距離ホース・モーリスをクビ差まで追い詰める好走を披露している。ヌーヴォレコルト、ヤマカツエースという古馬の強豪を抑えての3着という結果は高く評価できるものだ。
今年の日経賞では休養明け+10kgという状態にも関わらず、掲示板を確保と上々の結果を残した同馬。宝塚記念も5着に敗れたが、直線では鋭い伸び脚を見せるなど力は示したとも言えるだろう。確かな成長が感じられた印象である。
また週末が雨の予報となっている点も間違いなくプラス要素だ。雨が大歓迎といえる「ステイゴールド×フレンチデピュティ×レインボーアンバー」という血統。稍重だった昨年の札幌記念で好走しているように「雨巧者」としての能力を発揮できる可能性は高い。
気になるのは状態面であるが、陣営の反応からは「色気が感じられる」との声が上がっている。