ミルコ・デムーロ絶好調の「秘訣」は決断力!? この秋”正解率100%”の「神の選択」で弾かれたシュヴァルグランに待つ「敗者」の運命……

 上手くいくときは、何をやっても上手くいく。もはや、この男の快進撃を止めるものはいないのか。この秋の競馬界は、間違いなくM.デムーロを中心に回っている。

 26日に東京競馬場で開催されるジャパンC(G1)。連覇の懸かるキタサンブラックを筆頭に、今年も好メンバーが集った。そんな中でも、まず最初に大きな注目を集めたのがG1連勝中の”絶好調男”が、どの馬に騎乗するのかということだった。

 すでに各メディアが挙って報じているように、現在のデムーロ騎手は5月のオークス以来、G1レースを10戦連続3着以内。特に日曜日の重賞では圧倒的な結果を残しており、こちらも9週連続3着以内を継続中だ。

 もはや「ミルコが乗れば安泰」という状況の中、今週のジャパンCではシュヴァルグランとサトノクラウンが候補に挙がっていたが、シュヴァルグランには豪州の名手H.ボウマン騎手が騎乗することが決定。正式な発表はまだないものの、デムーロ騎手はサトノクラウンに騎乗することが濃厚となっている。

 17年ぶりの3歳馬によるマイルCS制覇となった先週のペルシアンナイトの騎乗も「見事」の一言に尽きる。もともと大レースであればあるほど燃え上がり、ことごとく結果を残してきたデムーロ騎手だが、今はまさに手が付けられない無双状態だ。

 しかし、その神懸った勝負強さも然ることながら、その結果を支えている上で何よりも注目すべきは、実は「相馬眼」である。

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