【チャンピオンズC(G1)展望】「武豊」アウォーディーVS「連覇」サウンドトゥルーに「未完の大器」テイエムジンソクが挑む大混戦!
今年の春までは、1600万下を勝ち切れない一介の条件馬に過ぎなかったテイエムジンソク。しかし、鞍上を古川吉洋騎手にチェンジしたのをきっかけに、その能力が開花。3連勝に加え、重賞初挑戦となったエルムS(G3)でも2着と、ダート界でこの夏最大の上がり馬となった。
連勝が止まって迎えた前走のみやこSでは、好位追走から早め先頭に立つ積極的な競馬。しかし、そのまま後続に2馬身半差をつける強い内容で重賞初制覇を飾った。一線級との対決は今回が初めてとなるが、その勢いは本物。一気の頂点獲りへ、堂々と挑戦状を叩きつける。
他にもコリアC(G1)でG1初制覇を飾ったロンドンタウン、G1・11勝目を狙うコパノリッキー、末脚が怖いカフジテイク、実力馬のアポロケンタッキーなど多士済々な伏兵陣も十分に一発の可能性を秘めている。
例年以上の大混戦となったダート王決定戦を制すのは、どの馬か――。チャンピオンズC(G1)は12月3日(日)の15時30分に中京競馬場で発走予定だ。