サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは

※画像:サトノアラジン 『競馬つらつら』より

 10日、香港のシャティン競馬場で行われる香港マイル(G1)が引退レースとなるサトノアラジン(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)だが、その引退に関して「あるウワサ」が流れている。

 春の安田記念(G1)で7度目のG1挑戦にして、ついにマイル王の座を射止めたサトノアラジン。この秋は新マイル王としての活躍が期待されたものの、統一マイルが懸かった前走のマイルCS(G1)では、まったく良いとことなく12着に大敗した。

 春のマイル王としては、あまりにも不甲斐ないレースぶり。敗因に関しては不得意とされる雨の影響と、内枠が重なった”不運”といわれているが、どうやらそれだけではなかったようだ。

「マイルCSの時から、追い切りがピリッとしていませんでした。もともと調教は抜群に動く馬ですし、有力馬なのでメディアでは良いことしか書きませんでしたけど、正直『どうした?』と思ってしまうほど動けていませんでした。

それで近しい関係者に聞いたんですが、どうやら天皇賞・秋の大敗で馬がおかしくなってしまったとか。肉体的には今が充実期ですし、ほとんどダメージもなかったようですが、精神的に気持ちが切れてしまったようで。『急に走ることに嫌気が差す面が出てきたのかも』と話していました。

肉体的な問題なら休ませればケアできますが、精神面の立て直しは相当時間が掛かります。今回、引退が決まったのも、やはりそこが大きいとか……」(競馬記者)

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