武豊がR.ムーア騎手に「全力ビンタ」指令!? 有馬記念で世界No.1騎手にアントニオ猪木の”闘魂注入”画策も「シャレにならん」？
編集部
「あとでわかったことですが、武豊騎手は最初ムーア騎手を指名しようと企んでいたらしいです。クールが身上のイギリス人騎手が、豪快にビンタを食らう絵はシュールそのものですが、さすがに『シャレにならん』と思い直したそう。
ムーア騎手は当然、猪木さんのことを知らないでしょうし、これでいきなりビンタを食らえば修羅場は必至……お酒も入っていましたし、一歩間違えれば大惨事になるところでした」（競馬記者）
さすがに思い直した武豊騎手が”代役”として指名したのが田中勝春騎手だった。
猪木氏が「誰かと思えば、カッちゃんじゃないか」と声を掛けた通り、2人は旧知の仲とあって、闘魂注入も容赦なし。強烈な一発を食らった田中騎手は床にぶっ倒れ、しばらく立てなかったという……。
その後、涙目で「来年はいい年になる」と開き直った田中騎手だったが、ネヴァブションとのコンビで参戦した肝心の有馬記念ではスタートで後手を踏み、後方のまま15着に大敗。残念ながら”ご利益”はなかったようだ。
また、寸でのところで難を逃れたムーア騎手もダークシャドウで6着。”闘魂注入指名権”を行使して、会場を盛り上げた武豊騎手もトレイルブレイザーで13着と奮わなかった。