武豊騎手に「恨み」でも!? 2度目の地方交流「体当たり」に騒然……全日本2歳優駿のトラブルで思い出す「JBCレディスクラシック事件」
13日に川崎競馬場で開催された全日本2歳優駿(G1)。勝利したのは後方から外を回り徐々に押し上げて早め先頭、楽な手ごたえで突き放したルヴァンスレーヴが3連勝で初戴冠。M.デムーロの手綱で圧倒的なポテンシャルを披露した。
昨年のリエノテソーロも強かったが、それ以上の能力を感じさせるという声も多い。夢の米ケンタッキーダービーへ期待が大きくなったのは間違いない。
一方、そのルヴァンスレーヴに最後まで食い下がったのが2着ドンフォルティスだ。ここまで4戦3勝だったが、メンバーが揃った舞台でも1馬身差の準V。こちらも来年以降のダート界の新星候補である。
さらにドンフォルティスは、このレースの最終コーナーで明らかな「不利」を受けている。
「8番ドンフォルティスは3コーナーから4コーナー で、内を並走していた7番リコーワルサーに2度も”体当たり”を食らっています。その後リコーワルサーはドンフォルティスの前に強引に入り、驚いて頭が上がっているのも見て取れます。間違いなく大きなロスですよ。
実際、リコーワルサーの直前につけていた4番ハッピーグリンが減速して下がってきたこともあり、落馬事故を避けるために斜めに動いた、という判断だったのかもしれませんが、あまりにもあからさまなアタックにネット上では『まっすぐ走らせろよ』『下手糞』『これはひどい』と鞍上の森泰斗騎手への批判が後を絶ちません。南関東のトップジョッキーですが、厳しい集中砲火にさらされている様子です」(記者)
4コーナー手前での出来事がなければ、ドンフォルティスの着順も変わっていたかも……今となっては誰にもわからないが、ドンフォルティスの力が望まれない形ではあるが証明されてしまった。
そして、さらに始末が悪いのが、ドンフォルティスに騎乗していたのが武豊騎手だったのだ。そこにはとんでもない因縁が……。