有馬記念(G1)キタサンブラックを脅かす「苦労人」とは!? 競馬女王・桃井はるこがグランプリを一刀両断!!!!

 24日に行われる一年を締めくくる競馬の大一番有馬記念(G1)。今年はこのレースがラストランとなるキタサンブラックを筆頭に、ジャパンカップ(G1)で同馬に先着したシュヴァルグラン、「強い3歳馬」を代表するスワーヴリチャードなど実績馬が出走を予定。激戦が繰り広げられると予想されている。

 今回は混迷するだろう有馬記念を読み解くため、もはや”識者”と呼んでも過言でないほど競馬に造詣が深いアイドル・桃井はるこさんにお越しいただき、有馬記念の展望をうかがってみた。桃井さんは今回のレース、そして来年からの競馬界がどのように動くと見ているのだろうか?

――今週末には年末の総決算、有馬記念が開催されますね。

桃井はるこ(以下、桃井):そうですね。本当に1年が早いです。実は私、昨年プライベートで公開枠順抽選会『有馬記念フェスティバル』に行ったんですよ。そして現地で席順の抽選をしたら、なんと最前列を引き当てて、しかもそこがキタサンブラック陣営とサトノダイヤモンド陣営の中間という絶好のポジションだったんです!!

――それはスゴイですね。

桃井:距離も近かったから、すごい話が聞こえたんですよ。抽選は馬番の紙が入ったボールにアルファベットが振り分けられ、それを陣営が選択していくという形で行われました。出走馬の枠順が次々に決まっていく中、キタサンブラック陣営とサトノダイヤモンド陣営は最後の方だったんです。

 そしたら順番待ちをしているときに、C.ルメール騎手が池江泰寿調教師と里見治氏に「妻の名前がバーバラだから、Bがいい」って言ったんですよ。だけど、里見さんはBを選ばなかったんです。そして、その後に武豊さんがBを選ぶと、それが1番!! 図らずもライバルに好枠を譲ってしまう形になってしまったんです。

――里見さんがルメール騎手の助言に従っていれば、もしかしたらレースは違った形になっていたかもしれませんね。

桃井:競馬の歴史が動いた瞬間だったのかも!? そのように有馬記念は、なかなか体験できない出来事も経験している思い出深いレースです。そして今年は推し馬であるキタサンブラックのラストランの舞台。さらに有馬記念への思い入れが強くなりそうです……。

 2015年3月のスプリングS(G2)で、初めて見たときから”強くなる”と確信めいた思いを抱き、その後も追い続けた馬がついに引退。感無量ですよ~。もちろん、今回の大本命は有終の美を飾ってほしいという気持ちも込めてキタサンブラックです!! ずっと馬主を続けてきた北島三郎さんの所有馬が、ついに初めて有馬記念を制すという万々歳の結果で2017年は終わってもいいのでは?

――では、そのキタサンブラックと北島三郎氏の悲願を阻む可能性を秘めた2番手の馬はどれだと?

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