有馬記念で武豊が北島三郎「まつり熱唱」確約!? キタサンブラックの主戦騎手が『ウイニング競馬』で語った「衝撃の発言」とは
いよいよ24日に迫った有馬記念(G1)。今年の主役は何といっても、ここが引退レースとなる現役最強馬キタサンブラックに他ならない。勝てばディープインパクトなどと並んでG1最多勝、JRAの歴代賞金王に輝くことも決定的な状況だ。
そんなキタサンブラックだが、オーナーが演歌界の大御所・北島三郎であることは周知の事実。G1を勝つたびに、観戦に訪れた北島が持ち歌の『まつり』を披露してきたのは、本馬における有名なエピソードだ。
しかし、北島の体調不良を理由に昨年の有馬記念を最後に『まつり』を封印。その間、キタサンブラックは大阪杯、天皇賞・春、天皇賞・秋と3つのG1を勝ったが、北島が『まつり』を披露することはなかった。
長年にわたり演歌界を牽引してきた北島三郎も今年で81歳。有馬記念と並ぶ年末の風物詩・紅白歌合戦からも”引退”を表明しており、大観衆の面前で歌う機会はめっきり減っている。
ただ、そんな中でも常々「自分の息子」と称してきた愛馬キタサンブラックの引退には北島の中でも特別な思いがあるようで、有馬記念の公開枠順抽選会が行われた21日にはマスコミの取材に「(デビューしてから)わずか3年でも、自分の子供がどこかに行っちゃうという寂しさを感じています」と感慨深い様子。
有馬記念レース後に予定されている「お別れセレモニー」では、この1年封印してきた『まつり』の披露に関しても「皆さんから『歌って』という雰囲気が出たら歌っちゃうかも……そうなったら、感謝を込めて歌いますよ」と”復活”を前向きに語った。
3着に敗れた2015年、2着だった2016年と有馬記念では、例えキタサンブラックが敗れたとしても『まつり』を披露してきた北島。それだけに今回の復活は「極めて現実的」と言え、メディア各社もすでに北島が『まつり』を歌うものとして報道している。
だが、それでいよいよ追い詰められたのがキタサンブラックの主戦・武豊騎手だ。