JRA武幸四郎厩舎「所属馬が超満員」の”裏事情”に驚愕……JRAが「悲劇」を繰り返さないために取り計らう「最初」
競馬界の2月といえば「別れの季節」。来月末になれば、今年も多くの厩舎解散の情報が飛び交うのが通例だ。
今年はすでに10もの厩舎の解散が決まっているようで、当事者たちはその最後の準備をしているところだろう。
そして、それと同時に「新たな始まり」も。武豊騎手の弟で、昨年引退した武幸四郎の厩舎を筆頭に、新たなホースマンとしての道を歩む男たちもいるのだ。
武幸四郎厩舎に関しては、すでに馬房が埋まっている様子。競馬界のスターの弟というだけでなく、ジョッキーとして活躍した実績、知名度を考えれば当然か。すでに兄が騎乗して大活躍したキタサンブラックの全弟も入厩予定ということで大きな注目を集めている。
そして、武幸四郎厩舎以外にも「充実」の新参調教師がいるようだ。元騎手で2009年のエリザベス女王杯をクイーンスプマンテで制した田中博康調教師も馬房が「満杯」と、「競馬最強の法則」(KKベストセラーズ)で語られている。
「田中調教師に関しては、どうやら大物馬主である”サトノ”里見治オーナーのバックアップが大きいとか……現役時代からの付き合いも込みということですかね。
幸四郎調教師もそうですが、新規開業がここまで充実するのはJRAの『意図』もあるようです。2人とも現役ジョッキーとして一定の成績を残した実績などがありますが、こうした『馬主とつながれそうな人物』を試験段階でチョイスしているという話も。一時期厩舎の相次ぐ破たんから、こうした動きになっているなんて話もあります」(記者)