京都記念(G2)福永祐一×ディアドラは「吉」と出るのか……エリザベス女王杯「敗因」とジョッキーの正念場
「今回は福永祐一騎手が新コンビを組むことになりました。先週土曜は3勝と復調気配も見えますが、有力なお手馬は現状ワグネリアンくらいで、乗り替わりになってしまった馬も多いのが現状です。つい数年前と比べると馬質は雲泥の差といえるかもしれません。外国人騎手の台頭の影響もあるでしょう。
岩田康誠騎手のエリザベス女王杯の騎乗には批判も多かったので福永騎手にお鉢が回ってきたのでしょうが、福永騎手にとってはG1ホースを抱え込むチャンス。何とか活かしたいところでしょう。
ただ、以前からいわれる消極的な騎乗は心配されていますね。ディアドラの脚質的に『詰まる』ということはないでしょうが、後方待機で結局届かずというレースをしてしまうことを懸念する意見も出ています。今回の騎乗は福永騎手にとっても正念場といえるかも……」(同)
ハービンジャー産駒の「星」として注目を集めるディアドラ。福永騎手がどのようなエスコートをするのか見物である。