中山記念(G2)波乱決着が再び!? 「中山巧者」サクラアンプルール「リベンジ達成」を確実視する声
マイル~中距離路線のトップホースが集結。25日に中山競馬場で開催される中山記念(G2)には、今年も豪華メンバーが揃った。
アエロリット・ヴィブロス・ペルシアンナイトというG1馬を有力視する声は当然ながら多いが、昨年の本レース2着馬サクラアンプルール(牡7歳、美浦・金成貴史厩舎 )も有力な1頭だ。
2014年にデビューし、2戦して地方の門別に移籍。2連勝して再び中央に舞い戻り、安定感ある走りで実績を積み上げてきた本馬。
やはり注目したいのは、昨年の中山記念における好走だ。
メンバー最速タイとなる上がり3ハロン33秒8の末脚を炸裂させ堂々の2着。後にQE2世C(G1)を制した勝ち馬ネオリアリズムとコンマ1差という結果は高く評価できる。ロゴタイプやアンビシャス、ヴィブロスといった強豪に先着した事実も無視することはできない。
夏の札幌記念(G2)では重賞初制覇を達成。中団追走から鮮やかに抜け出す強い競馬で地力の高さを証明した。
続く天皇賞・秋(G1)は8着、有馬記念(G1)も16着と大敗している点を指摘する声もあるが……。