ジェニアル、武豊と「覚醒」の2連勝! マイル界席巻第一歩も、「目標」は遠くなる複雑
「同馬たちの馬主であるキーファーズの松島正昭氏は武豊騎手に心酔しており、セレクトセールのたびに高額で良血馬を競り落としては、『武豊騎手と凱旋門賞に行くのが夢』と公言し続けています。
ですが、所有しているのはマイルスプリントでこそ力を発揮している状況。凱旋門賞などの芝2400mという長丁場の強豪候補は見当たりません。
ジェニアルもようやく芽が出つつあるもののマイルスプリントの距離がメイン。この舞台で勝てば勝つほど、大目標からは遠ざかるという痛し痒しの状況が訪れそうです。もちろん活躍するのは嬉しいことには違いありませんけどね」(記者)
昨年のセレクトセールでは目玉のひとつだったシルバーステートの全弟・シルヴァースカヤの2016を2億6000万円で落札したのを筆頭に、1歳と当歳合わせて3頭の馬を落札したキーファーズ。まだまだ夢を追い続けるようだが、果たしてそれが叶う日は来るのだろうか?