武豊クリンチャーに「凱旋門賞」挑戦浮上! 阪神大賞典→天皇賞・春からの遠征計画に「諦めきれない」藤岡佑介騎手が”懇願”した内容とは

 18日に行われる今年の阪神大賞典(G2)の「主役」は、何と言っても競馬界のレジェンド・武豊騎手を新たなパートナーに迎えたクリンチャー(牡4歳、栗東・宮本博厩舎)だろう。

 昨年はクラシックを完走しながらも、菊花賞(G1)2着が最高成績。だが、前走の京都記念(G2)ではダービー馬レイデオロや皐月賞馬アルアインに”借り”を返す快勝。現役トップクラスに名乗りを上げると共に、古馬になっての成長力を見せつけた一戦だった。

 その後、阪神大賞典から天皇賞・春(G1)に向かうにあたって、陣営は主戦騎手の交代を決断。2戦目から前走まで手綱を執っていた藤岡佑介騎手に替わって、武豊騎手を新たに起用することとなった。

 どうやら藤岡騎手と前田幸治オーナーとの意思疎通が上手く行かなかったことが原因のようだが、すでに京都記念の段階で決まっていたようだ。

 いずれにせよ、クリンチャーにとって大目標となる天皇賞・春(G1)を通算8度も制覇している武豊騎手は、今週の阪神大賞典も8勝している長距離の鬼。昔から「騎手の腕が問われる」と言われている長距離戦で、その手腕を如何なく発揮している。まさに鬼に金棒の新コンビ結成といえるだろう。

 ただ、実は陣営が藤岡騎手に替わって武豊騎手を起用した理由はもう1つあるようだ。

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