フラワーC(G3)で「夢配当」の使者3頭!? 桜花賞に向け「一気の賞金加算」を狙うのは……
相手なりに走ることで力を発揮する馬だと評されることも多く、「牝馬同士ならば重賞といえどもチャンスはある」と陣営の鼻息も荒い。札幌競馬場での出走経験があるため小回りを苦にすることはなさそうだが、初体験となる中山の急坂をどう攻略するかが鍵になるだろう。
好調を維持しているため、上位に食い込んできたとしてもおかしくはない。大野拓弥騎手とのタッグで大物食いを狙う。
ノームコア(美浦・萩原清厩舎)はどちらに転ぶかわからない1頭だ。
デビュー戦から無傷の2連勝を飾っているためその能力は折り紙付き。だが、骨折のため6カ月間に渡る休養期間を取っているのが気にかかるところだ。
「稽古で負荷をかけられていないため、物足りなさが残る」とノーザンファーム関係者は語り、さらに「気持ちが前向きすぎる馬だから、気分良く走らせすぎると最後で最後で油断してしまいそうだ」と不安を吐露していたという。
鞍上は前走から変わらず北村宏司騎手が務めることとなった。ここで復活の狼煙をあげて、クラシック戦線に殴り込みをかけられるかが注目される。
フラワーCに出走する、「バケットリスト」、「ファストライフ」、「ノームコア」。この3頭を覚えておいても損はないだろう。