武豊ダンスディレクター高松宮記念「悲願の出走」! 陣営気合十分で残る不安は「エアスピネル臭」!?
昨年末に豪華メンバーで注目を集めた阪神C(G2)でも2着と、イスラボニータらに食い下がったダンスディレクター。1400mがベストなのかもしれないが、武豊騎手が先日阪急杯(G3)を逃げ切ったダイアナヘイローではなくこちらを選んだという点も、やはり追い風といえる。先日の1週前追い切りでは「もうひと息かな」と笹田調教師は語ったものの、余力十分に52秒8―12秒6という時計を出し、順調にきている様子だ。
残る不安は、どうしても拭えない「アノ馬」との共通点くらいだろうか。
「武豊×笹田調教師といえば、何といってもエアスピネルでしょう。能力は間違いないいのですが、どうしてもあと一歩G1に届かない存在です。ダンスディレクターもなかなか”出走”が叶わないなど運はないタイプ。この空気を拭い去れるか注目ですよ」(同)
能力も舞台も文句なし。打ち破るのは「雰囲気」だけだ。