【ドバイ2018展望】武豊アウォーディーが世界の頂点に挑む!レイデオロVS凱旋門賞2着馬のドバイシーマクラシックなど豪華メンバーが集結!
世界の頂点を決めるドバイワールドカップデーが、31日にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で開催される。
今年もドバイワールドカップ(G1)を始め、各競走に日本馬が大挙14頭遠征。世界の強豪を相手に白熱したレースが予想されるが、今回はJRAが馬券発売を予定している4競走を中心に着目したい。
ドバイワールドカップ(G1、ダート2000m)
日本時間3月31日(土)深夜25:50発走
昨年の覇者にして世界王者のアロゲート、そして2着馬のガンランナーが相次いで引退。世界のダート王道路線は世代交代の時を迎えている。そういった状況の中、今年の中心は米国のウェストコースト(牡4歳、米・B.バファート厩舎)だ。
昨夏のトラヴァーズS(G1)でG1初制覇を飾ると、ブリーダーズCクラシック(G1)ではガンランナーの3着。敗れはしたが、米国の最優秀3歳馬に選出された。その能力を証明したのが前走のペガサスワールドC(G1)だ。ラストランのガンランナーには敵わなかったが、3着馬を10馬身以上突き放す驚愕のパフォーマンス。世界にその名を轟かせている。
逆転候補の1番手は異色の存在となるフランスのタリスマニック(牡5歳、仏・A.ファーブル厩舎)だ。本馬は昨年のフォワ賞(G2)や香港ヴァーズ(G1)で日本馬と激突。その名を覚えている人も多いかもしれないが、ブリーダーズCターフ(G1)を制した芝のチャンピオンホースだ。