【ニュージーランドT(G2)展望】3歳世代のマイルチャンピオンへの試金石!前哨戦を勝ち上がり本番へと向かうのは?

 3連勝中のリョーノテソーロ(牡3、美浦・武井厩舎)は芝、ダートを問わない高いレースセンスの持ち主だ。ダートでの2連勝から挑んだクロッカスS(OP)は初めての芝でのレースとは思えないほどの完璧な走り。道中はインコースからロスの少ない立ち回りで脚を溜めると、直線では内から2頭の隙間を割って伸びての快勝だった。今回は初めての重賞挑戦となり厳しいレースとなりそうだが、どこまで通用するか楽しみな1戦。世代のダートチャンピオンだったリエノテソーロがNHKマイルC(G1)で激走しているだけに、ダートレースからの参戦となるこの馬にも注目したい。

 この他、シンザン記念(G3)4着は馬場に恵まれなかった印象があるファストアプローチ(牡3、美浦・藤沢厩舎)やファルコンS(G3)で4着だったアンブロジオ(牡3、美浦・菊沢厩舎)にも引き続き注目したい。

 近年のニュージーランドトロフィー(G2)は荒れる傾向で、今年も難解なレースとなりそうなメンバー構成。優先出走権がかかる本番へ向けての大事な前哨戦は7日(土)に中山競馬場15時45分に発走予定となっている。

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