NHKマイルC(G1)テトラドラクマ「牝馬有利」の波に続く? 過去上位馬との「共通点
牝馬の4年連続馬券圏内の達成も期待されるテトラドラクマ。1週前追い切りでは、坂路コースで田辺騎手に追われて、4F54.7-39.6-25.6-12.2秒を記録。雨で馬場が悪いなか、軽やかな動きを見せて好タイムを刻んだ。管理する小西調教師は放牧が良い休養になったと話し「馬も落ち着いてリラックスしていますし、見た目にも体が大きくなっています」と成長が見られると明かした。そして今回は相手が強いとしつつも「スピードが持ち味ですしメリハリのきいた競馬ができるのではないか、と思っています」と期待を込めている。
「レースには前哨戦のアーリントンC(G3)を制したタワーオブロンドン、毎日杯(G3)2着のギベオン、ニュージーランドT(G2)の勝ち馬カツジなど強力なライバルが揃いますが、テトラドラクマも他馬に見劣りしない成績を収めています。また近年のNHKマイルで好走した牝馬はすべて先行勢。テトラドラクマも前で競馬を行う馬です。先輩に習う形でレースを進めれば、チャンスは十分にあるのではないでしょうか?」(記者)
テトラドラクマが3年連続の牝馬優勝を飾るのか、それとも牡馬の有力馬が押し切るのか、はたまた新星誕生するのか。注目のレースは6日(日)に東京競馬場で15時40分から発走予定だ。