京王杯SC(G2)の危険な人気馬!? 関係者が明かした「復活が期待される4頭」で大勝負!!
早くから突出した才能が認められながらも、故障に泣いたグレーターロンドンは昨年、5歳で重賞初挑戦。安田記念(G1)4着、毎日王冠(G2)3着と好走し、重賞での勝利も目前かと思われていた。
だが、天皇賞・秋(G1)で9着と惨敗すると歯車が狂ったかのように、ディセンバーSで3着、東京新聞杯(G3)で9着、前走のダービー卿CT(G3)でも5着。それぞれ1番人気に支持されていたにもかかわらず、かけられていた期待を裏切る凡走を繰り返している。
「グレーターロンドンは中間ではツメのケアなどに終始し、今週も整える程度の抑えられた調教だった様子。少し硬さはあるようですが、1400mを意識して調整されていたので別段問題視するほどでもないでしょう。陣営も『先々のためにも賞金を加算したい』と重賞初勝利に向けて意欲十分といったところでしたね」(記者)
これまでは前目の競馬も試すなど試行錯誤していたようだが、良い意味で吹っ切れた様子。ここから巻き返すことができるか注目される。
「▲」に選んだのは、ムーンクエイク(セ5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。
昨年は条件戦で連勝してOPクラス入り。今年は満を持して洛陽S(OP)に出走し、前目の競馬を展開するも、最後の直線で伸びを欠いて5着に終わっていた。
「前走は残念だったけど、あれは鞍上のD.バルジュー騎手が馬を御しきれなかったからだと陣営は見ているようだ。確かにあれだけ引っ掛かってしまったら、お釣りはなくなっちゃうね。バルジュー騎手は翌日に京都記念(G2)でレイデオロにも騎乗したけど、こちらもお粗末な騎乗だったためノーザンファームの関係者は『ヘタクソ!』と怒り心頭だったよ。
今回から鞍上には、これまで7戦して5勝と相性はバツグンのC.ルメール騎手が復帰。一筋縄ではいかない相手が揃っているけど、これまでよりも距離が短い1400mなら勝ち負けもあるかもね」(現場記者)
伏兵の一撃が期待される。