サトノダイヤモンド、秋は菊花賞が濃厚!? 「ジンクス」を打ち破れるかにファンも注目
今年の皐月賞3着、日本ダービー2着のサトノダイヤモンドが、秋のローテーションを神戸新聞杯→菊花賞とする可能性が高くなった。
仏・凱旋門賞との「両睨み」状態の同馬陣営だが、3歳クラシック最後の一冠で初タイトルゲットを狙う可能性が高そうだ。すでに皐月賞馬のディーマジェスティがセントライト記念から菊花賞のローテーションを発表しており、挑戦することとなれば三度目の激戦が展開されること必至。
「どこが悪いとかではないのですが、少しダービーの疲れが残っていると話しました」と池江調教師は語ったおり、海外輸送もふくめタイトな日程を嫌ってもいる様子。ただ、里見治オーナーとの結論は出ていないため、まだ決定ではない。
G1未勝利の状況で、フランス最高峰の舞台に立つのは、確かに「無謀」と感じるのが普通だろう。その一方、サトノダイヤモンドの底知れぬポテンシャルを感じているファンも多い。
ネット上なら「菊花賞ならまた2着かな」「サトノのG1制覇の道のりは厳しい」など、里見治オーナーが未だG制覇を成し遂げていない状況を重く見る向きもある。その一方、「菊花賞が盛り上がるならいい」と好意的な声も多いのが現状だ。
史上最強とされる今年の3歳クラシック世代の中でも、確かなポジションを得ているサトノダイヤモンド。陣営の決断に注目だ。