安田記念(G1)JRA栗東関係者「絶賛」の2頭で決まりか……ハイレベル混戦を断つのはやはり……
そして、スワーヴリチャード(牡4 栗東•庄野靖志厩舎)。
最終追い切りは栗東のCウッドコースでM•デムーロ騎手が乗って行なわれ、圧巻の動き(6F77.5秒、4F50.2秒、1F12.1秒)にライバル陣営も舌を巻いた。一週前追い切りも同コースで併せ馬。強めに追われ先着し、同じようなタイムを出していた。この2本で馬体は仕上がったと言ってよく、スワーヴリチャードの馬体は絶好調である。
「初のマイルだが、この馬の力でねじ伏せられる」(厩舎関係者)とのことで、あとはこの馬にとっての強敵は、”ゲート”だけだろう。
「とにかくゲート練習だけは入念にやってますね。こればかりはレースが始まらないとわかりませんが、今のところ問題はなさそうです。騎乗するM.デムーロ騎手も少し心配という程度。陣営も『ゲートさえまともに出れば、後ろからの競馬になっても挽回はできるだろうから』と初のマイルも問題にしていない様子でした」(同記者)
もし、ここを勝てば距離幅が広がり、今後のレースの選択肢も広がる。もちろん引退後のことを考えても、マイルは勝っておきたいところだ。
スワーヴリチャードは、ゲート克服が叶えば勝利に一番近い馬であろう。
以上、激走が予感される栗東の2頭を取り上げた。