武豊×武幸四郎コンビ「2歳新馬」デビュー戦の結果は!? 武豊「相当動く」絶賛の大物など競馬界注目の兄弟コンビの期待馬続々……
この春、騎手を引退し調教師として厩舎を開業した武幸四郎調教師。そんな新米調教師の期待の2歳馬に競馬界のレジェンド、兄・武豊騎手が騎乗することが決まった。
日本競馬を代表する兄弟コンビが決まったのは、マンハッタンカフェ産駒のトーセントルネード(牡2歳)と、メイショウボーラー産駒のファイアーボーラー(牡2歳)。前者は2日の阪神でデビューを飾り、後者もすでに武豊騎手が調教をつけるなど6月17日に函館でデビューする予定が固まっている。
武幸四郎厩舎にとっても初の2歳デビュー戦となるトーセントルネード。すでに坂路を中心にしっかりと乗り込まれ、30日には4ハロン55.5秒、ラスト13.3秒とまずまずの時計をマーク。いきなりはどうかといったところだが、武豊騎手の手綱さばきに期待したいところだ。
一方、後者のファイアーボーラーは血統こそメイショウボーラー産駒ということで地味に映るが、そのスピード能力はデビュー4連勝で、朝日杯フューチュリティS(G1)でも1番人気に支持された父を彷彿とさせるもの。武豊騎手も「相当、動きそうな感じ」と大きな手応えを感じている。
オーナーも春二冠を制したアーモンドアイや、日本ダービー(G1)で2番人気に推されたブラストワンピースなど、今年のクラシックで旋風を巻き起こした社台系一口馬主クラブ・シルクレーシングだけに”ただのメイショウボーラー産駒”というわけではなさそうだ。