元JRA藤田伸二氏「口だけ男」呼ばわりに大激怒……イチオシリアルスティール惨敗後の醜いやり取り
先週末に行われた安田記念(G1)は、9番人気のモズアスコットが1989年のバンブーメモリー以来となる連闘でのG1制覇。3連単の配当金が63,280円と”荒れる安田記念”の立役者となった。
下位人気の馬が上位に進出した一方、3番人気のサングレーザーが5着、2番人気のペルシアンナイトは6着と上位人気馬が軒並み低迷。中でも4番人気に支持されていたリアルスティールは、15着と目も当てられない惨敗を喫した。
前走はドバイターフ(G1)で3着と好走していたリアルスティール。同馬は道中9番手で待機。最後の直線で加速して先頭集団に襲いかかる……かと思いきや、残り400m付近から鞍上の岩田康誠騎手がいくらムチで叩こうとも反応することなく、ズルズルと後退してレースを終えていた。
レース後に岩田騎手は「3角でごちゃついて下がった」と語り、その後折り合いは付いていたものの「直線での反応が鈍かった」と悔しそうに語っている。
安田記念でリアルスティールが見せた”らしくない走り”についてはさまざまな識者も見解を述べている。元JRA騎手である藤田伸二氏もそのひとりだが、そのときに行ったファンとのやり取りが波紋を呼んでいる。
藤田氏はレース前からTwitterやブログで「経験上、海外帰りの馬は絶対に走る!」「日本に戻り、いつも通りの環境になるから力を出せるんだ」と綴っていたが、そのリアルスティールは15着。藤田氏はレース後に「向正面でガクッってなっていた」と振り返り「そこで終わった」との見解を披露。さらにM.デムーロ騎手が騎乗するスワーヴリチャードについて、「俺にはマイルは忙し過ぎたと思う」との考えを示し、最後に連闘して勝利したモズアスコットとC.ルメール騎手のコンビを讃えた。