JRA「日本ダービー故障馬」続出の怪……キンカメ「死のダービー」で想起する「高速馬場の代償」説

 ワグネリアンに騎乗した福永祐一騎手が悲願の制覇を達成した今年の日本ダービー(G1)。このレースに出走した馬たちの故障が次々に発覚している。

 まず12着に終わったキタノコマンドールに「右前脚浅屈腱炎」が判明。全治には1年以上かかると見られている。

 13着に敗れたサンリヴァルは両前脚の第1指骨骨折と繋靱帯炎を発症。すでに手術は終わったものの復帰は来年になるという。

 そして14着のグレイルも右第1指骨剥離骨折しており、3カ月以上の休養を強いられることになった。

 出走馬たちの悲劇が続いている様を見ていると、後に”死のダービー”と呼ばれたレースを想起する人もいるのではないだろうか?

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