武豊「JRA全G1完全勝利」へ絶賛の超大物デビュー!ダノンプレミアム輩出「ダノックス×ケイアイファーム」狙いは無敗2歳王者?
日本ダービー(G1)がワグネリアンの優勝で幕を下ろし、競馬界では早くも来年のダービーを狙う新鋭が続々デビューを果たしている。
そういった中、10日に東京競馬場で行われる新馬戦(芝・1800m)にも来年のクラシックを賑わす大物候補が登場するようだ。「凄い、いい動き。走りそう」と追い切りに騎乗した武豊騎手が賛辞を惜しまなかったのが、ダノンシティ(牡2歳、栗東・橋口慎介厩舎)だ。
「ダノックス×ケイアイファームといえば、今年の日本ダービー(G1)で1番人気に支持されたダノンプレミアムと同じ組み合わせ。それだけでなく、1週前追い切りでの動きは、この時期の2歳馬としては絶品で、相当なスピードを感じさせるものでした。
騎乗していた武豊騎手も相当な感触を掴んだようですし、橋口調教師も『追ってからが凄くいいので』と自信があるからこその東上です。
父のMedaglia d’Oroは日本でそれほど実績のある種牡馬ではありませんが、米国ではすでに一流種牡馬の地位を確立していますね。『折り合いもつくし、距離が延びてよさそう』ということで、順調に行けば来年のクラシックを賑わす1頭になるのではないでしょうか」(競馬記者)
確かに、先月30日に栗東の坂路で行われた1週前追い切りでは4ハロン52.2秒、ラスト12.6秒と2歳馬離れしたタイムを叩き出しており、陣営が大きな手応えを感じるのも当然か。週末はあいにくの雨予報となっているが、むしろ「今の東京は異常に速いので、いいかもしれない」とは関係者。