宝塚記念(G1)JRA美浦陣営「太鼓判」2頭情報公開!? 大波乱の立役者に!?
そしてもう1頭はアルバート(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎)だ。
ステイヤーズSを3連覇、ダイヤモンドS優勝、アルゼンチン共和国杯で2着とG2、G3の長距離戦を得意とするステイヤー中のステイヤー。だが、ことG1では中距離戦はおろか、得意のはずの長距離戦でも好成績を残せないでいる。
「長距離の雄として知られるアルバートも今年で7歳。引退の二文字が頭をよぎる馬齢になったため、オーナーや陣営は『今年こそはG1制覇』の強い思いを抱いていると言われます。陣営は8着に敗れた前走の天皇賞・春(G1)後、ここを目標に調整してきたみたいです。しっかりと負荷をかけて追い切りが行われ、追われた際には一瞬だけ反応が鈍りかけたものの、その後促されるとすぐに反応。普段どおりに仕上がっているようですね。
アルバートは典型的なステイヤーですが、今回の宝塚記念がスピード決着にならなければチャンスもあるでしょう。道悪は苦にしておらず、悪天候で馬場が渋ってスローペースで展開すれば、一撃もあるかもしれません」(現場記者)
悲願のG1初制覇は達成できるのだろうか?