JRA新米調教師「赤っ恥」も? ケイティクレバー「元サヤ」で重賞制覇なら批判確実か
福島競馬場で7月1日(日)に行われるラジオNIKKEI賞(G3)。クラシックの出走を目指したが叶わなかった馬や、ここに狙いを定めてきた馬などが秋の飛躍を目指すべく覇を競い合う。そのラジオNIKKEI賞に流浪の素質馬ケイティクレバー(牡3歳、栗東・杉山晴紀)が出走を予定している。
昨年、目野哲也厩舎からデビューしたケイティクレバーは小林徹弥騎手とタッグを組んで京都2歳S(G3)3着、年明けの若駒Sを優勝、すみれSは2着と優秀な成績を残して、クラシックへ向かった。
「しかし、そのクラシックを目前にしてデビューから一貫して手綱を握っていた小林徹騎手が降ろされることになりました。この乗り替わりについて、元JRA騎手の藤田伸二氏がTwitterで『前走(すみれS2着)直後「これで騎手変えれる!」と半人前な調教師は呟いたらしい』と管理していた目野調教師の引退のため、安田翔伍厩舎への転厩が影響していると暴露。大いに話題になりました」(競馬誌ライター)
タッグ解消となったケイティクレバーは浜中俊騎手を背に皐月賞(G1)に向かうも11着と惨敗。京都新聞杯(G2)でも9着に終わり、日本ダービー(G1)には登録するも無念の除外となってしまった。
「その後、どのようなやり取りがあったのか詳細は不明ですが、ケイティクレバーは6月14日に安田翔厩舎から再度転厩し、現在の杉山厩舎で管理されることになりました。そして、杉山調教師が『この馬の良いところも悪いところも知っているジョッキー』とのことで、小林徹騎手と再起用してラジオNIKKEI賞に出走することを決めたようです。このコンビがどのような走りを見せてくれるのかが楽しみですね」(前出・同)