JRA福永祐一「得意発言」中京でダメダメ……まさかの事態に順風満帆にヒビが?
6月30日(土)、福永祐一騎手が、中京競馬場・第9レースでルタンデュボヌールに騎乗して優勝。この勝利で、JRA史上7人目、現役5人目となる通算2100勝を達成した。
デビュー以来着実に勝ち星を重ねついに大台を突破。今年は念願のダービージョッキーにも輝いており、順風満帆な騎手生活を謳歌している……かと思いきや、意外なところで苦戦を強いられているという。
「今週から中京競馬場が開催しています。福永騎手は、昨年まで2年連続中京リーディングに輝くなど、この競馬場を得意にしていました。
今年も大きな期待がかけられていたのですが、開催初週は17鞍に騎乗して1勝2着2回と寂しい結果に。しかも、その敗戦のほとんどが人気よりも着順が下位に沈むなど内容が良くありません。これはあまりいい傾向ではないですね」(競馬誌ライター)
とくに日曜の9レースは6番人気で13着、11Rでは5番人気で16着、最終レースでは3番人気で10着に終わり、3戦で人気を下回るどころか二桁着の惨敗を喫してしまっている。
「福永騎手は今年の中京競馬開幕前に『東京スポーツ』の取材に応じ、好きなコースや距離はあると話し、そして『中でも一番、コツや傾向をつかんでいるのは中京です』と話していました。福永騎手は現時点で50勝をあげ、リーディング5位につけています。ですが、このまま得意の中京競馬場で思うように勝ち星を伸ばすことができなければ、今年のリーディングに影響が出ることも考えられます」(競馬記者)
福永騎手は”コツ”を取り戻すことはできるのだろうか?