セレクトセール検討!ディープインパクト、ロードカナロア産駒、現役馬主も認めた「1億円超え」はこの17頭!
■ディープインパクト
今年も日本ダービーを制したワグネリアン、フランスダービーを勝利したスタディオブマンの活躍などで多くの注目を集めるはず。上場馬は当歳14頭、1歳馬26頭を合わせて40頭。中でも注目はこの8頭だ。
【当歳】
329番 シャムロッカーの2018
母シャムロッカーはオーストラリアの3歳牝馬チャンピオン。昨年は父ロードカナロアの牡馬が1億8000万円で落札された。産駒サトノグロワール(父ディープインパクト)が阪神芝2600mのレコードホルダー。今年は牝馬だが父がディープインパクトなら大きく評価が下がることはあるまい。
364番 シルヴァースカヤの2018
幻のクラシック馬ともいわれたシルバーステートの全弟。昨年は2憶6000万円でキーファーズが落札したが、ディープインパクトの牡馬で今年も2億円超えの攻防となりそうだ。
396番 キャンディネバダの2018
母キャンディネバダはアイルランドでG1を2勝。父ディープインパクトは1億4000万円で落札された昨年と同じ。昨年6頭しか1億円超えがいなかった社台ファームにとって力が入る一頭だろう。
426番 バラダセールの2018
母バラダセールはアイルランドの3歳牝馬チャンピオン。昨年1億6500万円で落札された兄と同じ血統だが、今年は牝馬ということもあり1億円ちょい超え当たりで落ち着きそうだ。
【1歳】
21番 キングスローズの2017
母キングスローズはニュージーランドの3歳牝馬チャンピオン。昨年は父ロードカナロアで1億8000万円の落札。兄にサトノアーサー(父ディープインパクト)がいる良血馬で、今年は父がディープインパクトに変わって注目度もアップ。牡馬で2月生まれというのもクラシック向きだ。
52番 ジンジャーパンチの2017
母ジンジャーパンチはアメリカの古馬牝馬チャンピオンでBCディスタフなどG1レースを6勝している名牝。そして同馬の姉は重賞4勝のルージュバックとくれば評価が低いわけはあるまい。牡馬で父と同じ鹿毛、2月4日の早生まれとまさにクラシック向き。2億円の攻防か。
75番 オーサムフェザーの2017
兄スーパーフェザーは今年の青葉賞で3着と日本ダービーに出走できなかったが、能力の高さを見せつけて菊花賞に向けて注目の一頭。同馬は牝馬となったが1月22日の早生まれでクラシック向き。兄と同じディープインパクト産駒で評価は高いだろう。
100番 リッスンの2017
昨年は1歳馬で最高落札価格2億7000万円を記録。姉にタッチングスピーチ、ムーヴザワールドといった活躍馬がいる。父はこの2頭と同じディープインパクトで昨年に迫る高額落札となるだろう。
■ロードカナロア
桜花賞とオークスで牝馬二冠を制したアーモンドアイ、そして牡馬クラシックで活躍したステルヴィオの影響でロードカナロアも注目の種牡馬。ただ今年の上場馬は昨年の32頭から25頭に減り、内容的にも傑出した馬は不在の印象だ。1億円超えはギリギリこの1頭か。
【1歳】
138番 アイランドファッションの2017
母アイランドファッションはアメリカでG1レース3勝の実績。異父兄のサトノソルタス、パシフィックギャルはともに重賞2着の実績があり、父がロードカナロアに変わって注目度もアップ。牝馬ではあるがアーモンドアイの活躍で逆にプラスかも。
■キングカメハメハ
宝塚記念を制したミッキーロケットは、2014年のセレクトセールにて9200万円で落札された馬。セレクトセール直前のG1レース優勝で父の評価も急上昇だろう。上場馬は合計16頭と少なめだがそれだけに価格も上がりそうだ。
【当歳】
386番 マドモアゼルドパリの2018
姉マキシマムドパリは本馬と同じキングカメハメハ産駒で秋華賞3着、重賞2勝など活躍。兄サトノエトワールも同じキングカメハメハ産駒で3勝をあげた。この配合にハズレはなく牡馬で3月11日生まれとクラシック向け。
【1歳】
13番 ミスセレンディピティの2017
母ミスセレンディピティはアイルランドでG1を含む5勝。昨年上場された姉は牝馬ながら1億500万円で落札。今年は父は同じキングカメハメハだが牡馬となったため、さらに注目度も上がりそうだ。馬体の評価も高いとのこと。