武豊オジュウチョウサン「低評価」許さん!? 開成山特別”無印”記者にドヤ顔「誰だ?」”犯人”探しの爆笑トーク
先週、約4年8カ月ぶりの平地戦出走となったオジュウチョウサンが、1番人気に応えて開成山特別(500万下)を勝利。異質のスター出現に、全国の競馬ファンが湧いた。
障害レースでは無類の強さを誇り、すでに「史上最強馬」との呼び声も高いオジュウチョウサン。その能力は誰もが認めるところだが、果たして「異種目」といえる平地レースで通用するのか……。歴史的なチャレンジの結末を多くの競馬ファンが見守った。
しかし、現役最強ハードラーの画期的な挑戦がどのような結果となるのか、ワクワクしたのは何も競馬ファンだけではなかったようだ。
「レース前、現地の福島競馬場の検量室では、レースに参加しないジョッキーたちが集まって様子を見守っていたとか。やはり競馬のプロたちにとっても前代未聞の挑戦だけに、結果がどうなるのかはわからなかった様子。あるジョッキーが『勝てるかも』と言えば、もう一人が『大敗すると思う』など、意見は180度分かれていたようです。
レース後は、あまりにも鮮やかな勝ちっぷりに興奮を隠せない関係者もいましたね。いずれにせよ、今回のオジュウチョウサンの平地挑戦はファンだけでなく、競馬関係者にとっても興味深いものだったようです」(競馬記者)
レース後、盛り上がる福島競馬場のファンからG1並みの歓声が飛ぶ中、オジュウチョウサンの鞍上・武豊騎手も興奮を隠せない1人だったようだ。
事前から、歴史的な挑戦としてファンやメディアの間で大注目を浴びていただけに、さすがの百戦錬磨も「500万下のレースでしたが、注目度が高く、今まであまりないプレッシャーがありました」と重圧を感じていたようだ。自身の公式ホームページでも「次も平地を使いたくなるような、インパクトのある勝ち方が理想ですが、そんなに甘いものじゃないとも考えています」と不安を口にしていた。
だからこそ”歴史的名馬”を託されて、しっかりと結果を残せたこと、そしてオジュウチョウサンの強さに、競馬界のレジェンドもいつになく上機嫌だったという。