JRA最強女王アーモンドアイ「秋華賞直行」に不安の声。武豊が泣いた「ベガはベガでも……」伝説再現へ、逆転筆頭は「アノ馬」?
元々、豪快な末脚が最大の武器となるアーモンドアイにとって、最も難解なレースが京都内回りで行われる秋華賞だと言われていた。
直線が短く、勝負所で馬群がゴチャ付きやすいレース。同じようなタイプだと、2009年に圧倒的な末脚で春2冠を達成したブエナビスタが、単勝1.8倍に推されながらも秋華賞独特の難解なコース設定に泣いている。
同世代ではすでに「敵なし」と言われているアーモンドアイだが、休み明けの影響から勝負所で少しでももたつくようなら、かつての女王の二の舞になることもあり得ない話ではないはずだ。
ちなみに09年の秋華賞を制したのは、最大の逆転候補として2番人気に支持されていたレッドディザイアだった。オークス2着馬のリリーノーブルが骨折のため、秋華賞出走が危ぶまれている現状「第2のレッドディザイア」に最も近いのは、3着のラッキーライラックか。
本馬はすでに予定されていた凱旋門賞(仏G1)を断念し、国内専念を発表。ローズSからの王道ローテで逆転を狙っているだけに一矢報いるシーンがあるかもしれない。