3億円で買った馬でその成績!?。セレクトセールはまさに別世界
日本の競り史上過去最高の6億円という価格となったディナシーはデビューすらできない散々な結果。落札したのはグローブエクワインマネージメント(有) という会社だが、この会社はあくまでも代理人で実質購入者はパチンコメーカーフィールズの代表取締役会長である山本英俊氏。当時は莫大な資金で高額馬を買いまくっていたようだが、まったくその高額馬が走らず競馬への情熱も冷めたとか。さらに本業の業績も苦戦しているとのことで、過去の散財を後悔していることだろう。
他にも3億円以上の高額馬もまったく走っておらず、まさに億単位の金をどぶに捨てているようなもの。競馬界では馬主の中でも貧富の差が激しいといわれており、億単位の高額馬を購入できるのはごく一部の馬主のみ。しかも近年は外国人馬主のバイヤーも増え、2014年はカタール王族の馬主であるファハド・アルターニ殿下が2億6000万円のディープインパクト産駒を落札。
今年もエイシンヒカリ、リアルスティール、ドゥラメンテといった日本馬が海外で活躍しており、外国人馬主の注目度は高いはず。おそらく例年以上の外国人馬主が参加して盛り上がることだろう。
セレクトセール直前の来週では注目の上場馬、億単位で落札馬が続出するカラクリ、そしてセレクトセールの知られざる裏側についてまとめるつもりだ。