武豊「落馬負傷」J.モレイラ「大爆発」で明暗くっきり……世界最強騎手決定戦シャーガーC結果詳細
武豊騎手と同じく日本競馬からの参戦となったモレイラ騎手は1戦目で5着(3ポイント)すると、2戦目も4着(5ポイント)と堅実にポイントを稼ぐ。3戦目こそ7着(0ポイント)に終わったが、続く4戦目、5戦目を連勝で飾り、最終的には全体で2位となる38ポイントを上げてチームの3位に大きく貢献した。
「日本の競馬ファンからすれば、武豊騎手とモレイラ騎手のタッグ結成に胸躍りましたが、結果は明暗が大きく分かれてしまいましたね……。なお、武豊騎手が騎乗を辞退した最終戦は、本来なら欧州選抜の一員だったA.シュタルケ騎手が飛び入り参加して10着でした。
武豊騎手は世界最強騎手決定戦のシャーガーCでお馴染みの存在ですが、最多得点騎手となるシルバーサドル賞はまだ獲ったことがありません。今回の挑戦にも日刊大衆のコラムで『チームの優勝はもちろん、最多ポイントを獲得した騎手に贈られる”シルバーサドル賞”を目指して目いっぱい頑張ります』と意気込んでいたんですが……。
当初は翌日のジャックルマロワ賞(G1)にジェニアルと挑む予定でしたが、こちらも出走回避があって白紙に。幸い、現地からの騎乗依頼が他にあるようで武豊騎手も乗る気ではいるようですが……」(競馬ライター)
なお、シャーガーCの結果はモレイラ騎手を1ポイント差で押さえて、シルバーサドル賞(最多得点騎手)を獲得した英国のH.ターナー騎手擁する女性選抜チームが優勝。史上2度目の女性選抜チーム優勝という華やかな結果で幕を閉じた。