JRA新潟2歳S「あの人気馬陣営不安」情報……関係者ゴリ押し「2頭」はこれだ!
相手筆頭「○」はアンブロークン(牡2歳、美浦・手塚貴久厩舎)だ。
東京競馬場で迎えた新馬戦では若干出遅れるも、すぐさま加速して2番手につける。そして最後の直線で抜け出すと、鞍上の石川裕紀人騎手が後方を確認する余裕も見せての快勝。2着とは1/2馬身差だったものの、着差以上に強さを感じさせるレースだった。
「前走は序盤からレースの主導権を奪って快勝。レース後は放牧に出され、ここを目標に調整されていたようです。先週の稽古では古馬のオープン馬と併せ負荷をかけ、今週は単走での追い切り。動きも軽やかで、陣営は『いい状態でレースを迎えることができる』と頬を緩ませていました」(現場記者)
新馬戦の内容を考えると、今後も大いに期待できる素質馬。実績上位馬と比較しても遜色はなく、ここでも十分チャンスがあるだろう。
好調さをアピールしている両陣営。だが、それらとは裏腹に嘆き節が飛び出している競走馬の陣営もチラホラいるというから穏やかではない。
まず、中京競馬場の新馬戦(芝1600m)を1分34秒9の好時計で逃げ切り勝ちを収めたエルモンストロ。稽古では馬なりのまま4F55秒5-12秒5をマークするなど好調のように見えるが、陣営は密かに頭を抱えているという。
「初戦は狙ったわけではなく馬任せで前に出たんです。その影響か、この中間も稽古から行きたがる素振りを見せていますね。新潟2歳Sは前半スローペースで進むことが多いのですが、このままでは抑えが効かず、自滅してしまうのではないかと不安視されています。
また母馬ミンティエアーも気難しい面がありましたが、エルモンストロもその傾向が出始めているようです。レースに向かうのではなく、しばらく心身ともに成長するのを待ったほうがよさそうなのですが……」(別の記者)