JRA最強「風水師」Dr.コパの魔術!?「1800→1200→1800」札幌2歳S(G3)ラブミーファイン「異端ローテ」の裏側を語る


 また、風水研究家の肩書を持つ小林オーナーは、今週の『週間ギャロップ』(サンケイスポーツ)の『○○だけど馬主』に出演。ラブミーファインの異例のローテーションに関して「みなさんビックリしたでしょう?」と満足げに語っている。

「僕自身も、どんな競馬をしてくれるか楽しみに見ていましたが、距離短縮にも戸惑うことなく先行し、勝ちに等しい2着。改めて能力の高さを再確認しました」

 そう語った小林オーナーが、本馬を管理する田所秀孝調教師に現状を伺ったところ「引き続き好調。当週にサッと追い切って、いい感じで臨めそう」とのこと。

 29日に札幌のダートコースで行われた最終追い切りでは、池添謙一騎手が騎乗して5ハロン72.0秒、ラスト13.1秒。師の言葉通り内容こそ軽めだったが、鞍上は「反応が良かった」と好感触だったようだ。

 状態は好調。あとは純粋にラブミーファインの力が、ウィクトーリアを始めとしたハイレベルなメンバーに通用するかというところが焦点になりそうだが、実は本馬が「真価」を発揮するのが今回だという。

「以前、当サイトでコパさんのインタビューをさせて頂いたんですが、その際に代表馬のコパノリッキーがキャリアの晩年で2000mのJBCクラシック(G1)ではなく、あえてJBCスプリント(G1)に挑んだことが話題になりました。

実はそこにはコパさんの狙いがあって、スプリント戦を使うことによって馬のスピードや、前向きさを引き出す”カンフル剤”になるとのこと。

実際に、その年のかしわ記念(G1)を差して勝ったコパノリッキーですが、JBCスプリント後は再び逃げ馬に転向。チャンピオンズC(G1)は3年連続大敗している”鬼門”でしたが、4度目の正直で3着に好走すると、引退レースとなった東京大賞典(G1)でも逃げて3馬身差の圧勝を飾っています。

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